主な消臭方法を比較してみましょう

主な脱臭方法は、①分解、②吸着、③マスキングに分類できます。

【①分解】

インサイトで販売している光触媒式空気洗浄機と、オゾン脱臭装置は、どちらもこの分解方式に該当します。

この他にも、塩素による酸化分解を促す塩素脱臭、化合物を燃やして熱により分解する燃焼脱臭う、微生物の代謝により分解するバイオ脱臭などもあります。

光触媒の酸化分解能力は非常に強く、殆どの化合物を分解してしまいます。さらに、薬品等を用いず光と触媒だけで酸化分解が可能なため、ケミカルフリーで安心、安全な分解方法です。

【②吸着】

HEPAフィルターや活性炭など、臭いの元となる物質をきめ細かなフィルターで絡め取って行く方法です。一般的に用いられている方法ですが、フィルターのメンテナンスを適切に実施しないと、目詰まりを起こして効果が薄れてしまいます。また、洗浄して繰り返し利用できるフィルターで無い場合には、消耗品となるフィルターのコストが嵩んできます。

【③マスキング】

芳香剤や無香料の薬剤を空中に散布し、臭いの元となる物質を包み込んで臭いが感じられない様にする方法です。適切に散布すれば、短時間で確実に臭いを抑制できますが、有害物質自体が消滅しているわけではないので、吸引すれば香料と共に包み込まれた物質も人体に取り込んでしまうことになります。